IE9ピン留め

*平成24年1月30日(月曜)

団鬼六 『往きて還らず』 新潮文庫

「おれが飛び立ったら、この女をお前の妻にしろ」──戦争末期の鹿屋航空基地で著者の父が出会った、三人の特攻隊員と絶世の美女、八重子。出撃命令を待つ彼らの間で交わされた密約が、それぞれの人生を大きく変えていく。国を守るために命を捨てた男たちと彼らの想いに殉じた女の運命を描く哀切きわまる恋愛譚。父が語った思い出を妖艶な物語に昇華させた鬼六文学の最高傑作。

昨年亡くなった団鬼六先生。鬼六先生は世界に誇るべき立派な日本の文学者であり、ただのSM小説書きだと思ったら大間違いだ。Kと息子の二人の視点を駆使して描く、終戦間際から戦後にかけての浪漫。流石だ。

# by 9sakamoto | 2012-01-30 23:59 | 読書のススメ | Trackback | Comments(1) 

*平成24年1月29日(日曜)

朝食に昨夜の残りのカレーライスを食べ、コーヒーを飲みながら新聞を読んでいた。娘が水族館に行きたいと言い出したので、近場の南知多ビーチランドへ二人で行くことにした。

海洋館(水族館)で色々な魚を見ながらスケッチをさせ、セイウチのヒゲを触れるふれあいイベントに参加、来る途中にスーパーで買ってきた弁当を芝生広場で食べた。

イルカプールで二頭のイルカと楽しそうに遊んでいた。水槽に向かってタオルを振ると、本当に近付いてきたり離れたりするのだ。イルカというのは相当に人懐っこい動物のようだ。

帰宅したら、週末の学校の宿題の日記帳に書かせた。なかなか楽しい日曜日だった。明日からまた仕事だと思うと気分が萎えるが仕方が無い。

# by 9sakamoto | 2012-01-29 23:59 | 子供の作品 | Trackback | Comments(1) 

*平成24年1月28日(土曜)

プロ野球・中日ドラゴンズは28日、昨年まで米大リーグ・ブレーブス傘下2Aでプレーした川上憲伸投手(36)との入団交渉が合意に達したことを発表した。30日に沖縄入りして、31日に正式契約、入団会見する。年俸は3,000万円プラス出来高で背番号は11。また、この日沖縄入りした権藤博投手コーチ(73)はメジャー移籍したチェンの代役として期待していることを話すと、自主トレ中の選手たちは元同僚の復帰を歓迎した。

川上が帰って来る!かつての大エースの復帰を「チェンの代役」は失礼な気がするが、チェンの退団による先発陣の不安を解消するビッグ・ニュースには違いない。メジャーリーグでは好成績を残せなかったが、野球人として良い経験になったことだろう。古巣に戻って存分に活躍して欲しい。福留孝介も戻ってきたら良い。日本で活躍すると猫も杓子もメジャーへ行くが、数年の経験をしたら帰って来い。選手生命も晩年に近付いたら、自分が育ててもらった日本球界へ奉公すべきだ。それが本当の意味の「金が全てではない」というものだ。


# by 9sakamoto | 2012-01-28 23:59 | 芸能・スポーツ | Trackback | Comments(1) 

*平成24年1月27日(金曜)

宮本輝 『慈雨の音 -流転の海 第六部-』 新潮社

皇太子御成婚や日米安保に沸く昭和三十四年、松坂熊吾の駐車場経営は軌道に乗り、中学生になった息子伸仁も妻房江も明るい楽しみを見出していく。かたや北朝鮮へ帰還する人々との別れがあり、終戦直後より数々の因縁があった海老原太一の意外な報せが届く――。昭和を力強く生きた一家を描く大河小説、待望の最新刊!

「地上の楽園」という大ペテンに引っ掛かって多くの人が北朝鮮に渡った。朝日新聞はじめ左翼マスコミの罪は重い。この第六部が出版されたのが昨年。早くこのシリーズの完結編であろう第七部を読みたい。一体いつになるのだろうか?

# by 9sakamoto | 2012-01-27 23:59 | 読書のススメ | Trackback | Comments(1) 

*平成24年1月26日(木曜)

古川久敬 『チームマネジメント』 日経文庫

組織のフラット化、少人数化、プロジェクトチーム展開により、チーム単位でのマネジメントが一層重要になっている。リーダーは成果と同時に人材の育成、活性化も求められている。チーム運営のノウハウをズバリ解説。

今日まで三日間受講した研修会の課題図書。チームプレーや組織プレーには、個人プレーでは成し得ない威力がある。しかし、個人プレーは個人プレーとして値打ちがあると思う。くだらん会社組織やチームよりも素晴らしい個人商店や個人競技は間違いなく存在するからだ。しかし、幸か不幸か私は会社員である。組織での生き方、組織の使い方を学ぶことは好むと好まざるとに関わらず、必要なことである。

# by 9sakamoto | 2012-01-26 23:59 | 読書のススメ | Trackback | Comments(1) 

*平成24年1月25日(水曜)

宮本輝 『花の回廊 -流転の海 第五部-』 新潮文庫

 昭和32年、松坂熊吾は大阪で再起を賭け、妻房江とともに電気も通らぬ空きビルに暮らしていた。十歳になった伸仁は尼崎の集合住宅に住む叔母に預けられた。居住者たちは皆貧しく、朝鮮半島からやってきた人々が世帯の半ばを占め、伸仁は否応なく凄絶な人間模様に巻き込まれていく。一方、熊吾は大規模な駐車場運営に乗り出す。戦後という疾風怒濤の時代を描く著者渾身の雄編第五部。

この第五部の感想や寸評を私は書く事が出来ない。卑劣な差別的発言とも受け止められかねない表現が止まらなくなりそうだから。「流転の海」は壮大な作品だ。私もいつか、こういう物語を書きたい。

# by 9sakamoto | 2012-01-25 23:59 | 読書のススメ | Trackback | Comments(2) 

*平成24年1月24日(火曜)

菅原裕子 『コーチングの技術』 講談社現代新書

上司と部下、親と子、コーチと生徒………ビジネスを変え、人間関係をつくる!ビジネスのあらゆる局面で効果を発揮し、注目を集めるコーチング。多角的にその技法を解説し、親子関係などへの応用法も紹介。

今日から三日間、昇進試験の一環としての研修を受講する。一部のスーパーマンだけでは組織は成り立たない。その課題図書の一冊がこれ。人の育たない組織に未来はない。人は皆何らかの潜在能力を持っている筈で、それを引き出すことこそが人を教え育てるということだと思う。
野村克也氏がヤクルトスワローズの監督をしていた頃だったと思うが、「金を残すのは下、名を残すのは中、人を残すのが上。」と言っていた。大変すばらしい言葉だと思い、片時も忘れたことはない。

# by 9sakamoto | 2012-01-24 23:59 | 読書のススメ | Trackback | Comments(1) 

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